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山道具紹介~mont-bell アルパインクッカー18~

2018/04/01
またまたmont-bell
幸運なことに最近友人や会社の同僚と複数人で登山や釣りをする事が多くなりました。
これまでは1人用のクッカーばかり使っていたのですが、流石に0.9Lのクッカーだと不便なことも多く、ガソリンバーナーを買った勢いで少し大きめのクッカーを買ってみました。
買うにあたっては色々と迷いました。トランギア、MSR、PRIMUS、SOTOなどなど。クッカーって意外とたくさんのメーカーが作っているんですよね。

結局行き着いたのはお馴染みのmont-bell。アルパインクッカーシリーズからアルパインクッカー18を選んでみました。

ほどほどでちょうどいい
アルパインクッカーはソロ用から複数人向けまでラインナップしているようで、今回買ったのは最も大きな20の1つ下、18サイズ。
容量は2.0Lなので2,3人で鍋料理をしたり麺類を茹でたりするのにちょうど良いサイズ感。
アルミ製でそこそこ軽量。表面はハードアノダイズド加工されていてガシガシ使える感じがします。
テフロン加工は汚れ落ちがよくて便利ですが扱いに少し気を使うので、すぐに洗えるキャンプなどでは傷に強いアルマイト系の方が使い勝手がよいですね。
写真を撮り忘れていましたが、厚手のメッシュスタッフサックも付いています。

吊り下げ用の取っ手に加え、湯切りの際に使うサブの取っ手も付いています。これは現行モデルが初みたいです。
鍋自体そこそこ径があるのでバーナーで加熱しても両方のハンドルが熱くなりにくくて素手でも何とか扱えます。

内側には0.5から2.0Lの目盛り付き。ざっくりでもこういう目盛りがあると便利なものです。

蓋の取っ手はシリコーンゴム製で全く熱くならないので素手でも問題なく掴めます。
ただし高さがほとんど無いので蓋を返して地面やテーブルに置こうとすると中々難儀することに……。エイヤで置いてしまえば良いんですが、火傷なんかには少し注意が要りますね。
あと蓋のフチはアルミ板を打ち抜いたままになっており、少々エッジが気になるかも。

総評すると全体的にちょうどよく使いやすい仕上がりです。
重量的にはチタンの鍋に敵いませんが、チタン製の大鍋はなかなか無いので複数人で鍋料理をやろうとするとこの手の無難なアルミクッカーに落ち着きますね。
(厚手のステンレス鍋なんかもキャンプには良いのですが、登山用途を視野に入れると重量的に選択肢から外れてしまう)

細かい所もよく出来ていてお値段も手頃、登山やキャンプとシチュエーションをあまり選ばずに使えそうなので、ソロクッカーにプラスする最初の鍋として非常におすすめです。

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SOD-372 ストームブレイカー ガソリン使用レビュー

2018/03/17
男は黙って液体燃料
前回に引き続きSOTOのSOD-372 ストームブレイカーをレビューしていきます。
(参考:SOD-372 ファーストレビュー

さて、前回は全体的な印象やガス(OD缶)での使用感を見てみたのですが、今回はいよいよガソリンバーナーの本領発揮。燃料にガソリンを使ってみましょう。

準備するもの
ちなみに燃料にガソリンを使用する場合は別途

・専用燃料ボトル(400,700,1000 mlと各容量ありますが今回は400 mlを用意)
・ホワイトガソリン or ガソリン携行缶

が必要になります。
SOD-372はアウトドア向けのホワイトガソリン以外にも自動車用のレギュラーガソリン(赤ガス)が使用可能ですが、
国内では法的な理由で専用燃料ボトルには直接給油出来ないのでクルマやバイクからガソリンを抜くポンプかガソリン携行缶が必要になります。今回は携行缶を別に購入しました。


今回購入したのは左の400mlのボトル。消防法適合品ではないため給油は不可。適合品の純正携行ボトル(上記右)もありますが、ちょっと割高ですね。


燃料ボトルを組み付けるとこの様な状態になります。
ポンプ自体は前モデルのMUKAストーブと共通みたいですね。しっかりとした作りで安定しており使用中にボトルが転がるような事はありません。

簡単に使えて低燃費
SOD-371から引き続きSOTOのガソリンストーブの売りはなんと言ってもプレヒート不要。コレに尽きます。
ガスと違ってガソリンは燃料を供給する際にしっかりとガス化させた状態で送り出す必要があるわけですが、そのためにバーナーヘッドの上に妙なパイプが通っています。


ガソリンがこのパイプを通る際に加熱されて気化するワケですね。

しかし皆さんお気づきのように点火前はバーナーヘッドは別に熱くも何ともありません。当然燃料パイプも冷え冷えです。ガソリンは液体のまま出てきますね。
そのため一般的なガソリンバーナーでは点火前に液体のままガソリンを噴射&着火してヘッドを火だるまにするという極めて野蛮な伝統的な“儀式”をします。これを火事プレヒートと言います。
このプレヒートが危険かつ面倒くさいのでガソリンバーナーは敷居が高い存在だったわけですね。

SOTOのガソリンバーナーでは点火時にボトル内の圧縮空気と微量の燃料を噴射するという方法でこのプレヒートを省いています。お陰で使用感はガスストーブとほぼ変わりません。


使用前にまずポンピングを行います。ガソリンをヘッドまで押し出すためにボトルの内圧を高める作業ですね。
ちなみに無駄にデカいボトルを使ってしまうとなかなか内圧が上がらず無限にポンピングをするハメになります。400mlの容量だと割とすぐに完了します。
目安は写真にあるインジケータ。赤い印が出てきたらポンピング完了の合図。

このポンピングハンドルですが、親指で押すには少々硬い印象です。親指の付け根あたりで押すとかなり楽。

ポンピングが終わったら早速点火です。


燃料ポンプのコントロールダイヤルを引っ張ってStop→Start位置へ回します。


このダイヤル。安全の為に一段引き出してから回さないと燃料も空気も出てこない仕組みです。
逆に燃焼中にダイヤルを押し込む事で強制的に燃料カットして消火することも出来ます。(上の写真はダイヤルを引き出した状態)


ダイヤルをStart位置にするとバーナーヘッドからシューッという音と共にガス化した燃料が出てくるので着火。
しばらくするとヘッドが温まるので、ダイヤルをRunに回して通常運転に切り替えます。
初めは写真の様に少し大きめの(15cm程度)火が上がりますが、数秒で収まるのは大したモノです。
ただ点火時にボトル内の圧縮空気を消費するので点火後に少しポンピングを追加してやる必要があります。
……と言っても15回もやれば充分で、ちょっとお湯を沸かす程度なら別に追いポンピングしなくても平気だったり。


定常運転に入ると安定して青く、綺麗な燃焼が始まります。燃焼音はガスより多少大きいものの、気にならないレベル。
隣のテントが近い混んだテント場で深夜に使う……とかいう状況では少し気を使いますが、普通に使用する分には困るような音量ではありません。臭いも無く、やろうと思えば室内でも使えそうですよ。
安定した火力で、しかも赤ガスを使えば圧倒的に低燃費。普段飯炊きや鍋をガスバーナーでやっている身としては願ったり叶ったりの火器と言えますね。
(参考:CB缶 to OD缶「つめかえ君」レビュー

ただし消火時にボトル内の残圧を開放するのですが、その際にそれなりにガソリン臭いガスが出てくるのでテント内や室内だとそれだけ少し気になるかも知れません。

ガソリンバーナーを身近にしてくれる一品
まとめですが、個人的にはすごく魅力的な商品だと思っています。
ガソリンの低燃費、耐寒性を持ちつつも、扱いの手軽さはガスにも劣りません。

キャンプはもちろん、複数人での登山などでも大きなゴトク、大火力が性能を発揮してくれるはずですよ。

おまけ
ざっと使ってみて唯一気になったのがこちら。

使用後の燃料ポンプなのですが、燃料ホースの中にガソリンが残留するんですね。
金属焼結フィルターが先端に付いているので中々抜けていきません。ポンプをボトルにつけっぱなしにするのであれば良いのですが、頻繁に着脱する場合はガソリンの臭いや火の扱いなど少し気を揉む原因になるかも知れません。

それともう一点。


2018年3月17日現在、僕が購入した時(3月1日)には無かったAmazonポイント還元が6%(約1600円分)付いています。極めて腹立たしい。
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SOTO SOD-372 ファーストレビュー

2018/03/10
待ちに待ったほんとに待った
皆さんいかがお過ごしですか。
そろそろ暖かくなってきて外遊びもしやすい季節になりますね。

今日はそんな昨今一部で話題になっているバーナーの話。

SOTO SOD-372 ストームブレイカー

アウトドア向けバーナーの大手と言えばプリムスですが、個人的に好きなのが新富士バーナー。SOTOですね。
そのSOTOからこの3月1日にガソリン、ガスのマルチフューエル対応シングルバーナー、SOD-372ストームブレイカーが発売になりました。
元々前作のMUKAストーブを買おうと思っていのたですが、後継モデルが出る出ると言われ続けて早幾年……。まさに待望の一品です。

どのくらい待望かと言うと、手元に届いてから3時間でこの記事を書く程度には待望でした。それではファーストレビューしてみましょう。

冒険の道具と趣味の道具の良いとこ取りをした名品
ガソリンストーブと言うとMSRのドラゴンフライなど、どちらかと言うとかなりキビシイ条件で使う上級者向けの道具というイメージがありますね。
一方でガスストーブは登山からキャンプまで幅広く使えて簡単で便利、ただ寒さにはちと弱い。そんなイメージ。

今回紹介するSOD-372はその良いとこ取りをした。手軽かつ頑強な外遊びの道具に仕上がっています。

付属品はバーナーヘッド、ガソリン用のポンプ、ガス用のバルブ。
写真にはありませんが遮熱用のアルミ製バーナーベース、収納袋が付属します。

掃除用、増し締め用にメンテナンスキットも付属しているのは好印象。
前モデルのMUKAストーブは使用に伴ってジェネレータの交換が必要でしたが、SOD-372は燃料ノズルの掃除が公式で可能。

バーナーヘッドはゴトクを畳むとなかなかコンパクト。

MUKAストーブでOリングの劣化と燃料漏れが報告されていた箇所。燃料ホースのジョイントは固定式になりました。
接続部分はシリコーン系?のチューブで保護されておりホースそのものも非常にしなやか。取り回しはかなり楽です。

燃料ノズルの接続部分は綺麗にロウ付けされていて業務用感があります。無骨で良いですね。

SOD-310ウインドマスターからお馴染みのすり鉢状ヘッド。その耐風性の高さは評判。

実はまだガソリンを用意していないので今回はOD缶を使ってレビューします。
ガスバルブとのコネクタ、加工が綺麗で見ているだけで楽しいです。キャップが付いているので曲げたりする心配も無さそう。

接続の際はポートのスライドリングをずらしてコネクタを挿入します。外す時も同様。

全て組み上げるとこんな感じ。一応気を使ってSOTOのトリプルミックス缶を使いましたけど別に他社の缶でも使えます。
ちなみにCB缶からの詰め替え缶(参考:CB缶 to OD缶「つめかえ君」レビュー)を使ってみましたが問題なく使用可能です。(推奨はされていませんが)

ゴトクを開くと直径15cmくらい。大きめの鍋も安定して置けそうです。3つ足ですがデカいのでSOD-300の様な不安定さはありません。
ただしゴトクは展開状態で多少遊びがありガタつきます。上に鍋を置けば大して気にならないレベルではありますが。

燃焼炎は非常に綺麗でガスを使っている分には音も静か。
点火時はOD缶を正立させ、だいたい5秒後に倒立させて液出し状態にします。燃焼は安定していますがマイクロレギュレータを積んだガスシングルバーナー(SOD-300とかSOD-310とか)に比べると火力調整は苦手のようです。とろ火にしようとすると次第に火勢が弱まってしまいます。米炊きとかはアルコール系の固形燃料を使うなど分担が必要かもしれませんね。
代わりにパワーはそれなりのもの。ヘッドの大きさもあって湯沸かしもすぐ。

ただしイグナイタは付いていないので別にライターが必要です。

結局買いなのか?
唯一欠点を挙げるならお値段でしょうか。
ガソリンボトルと合わせて25000円を超えます。

長所はガスとガソリンを簡単に使い分けできる、耐風性、耐寒性、プレヒート不要などなど。
裏を返せばガソリンを使う必要ないならあまりメリットが無いかも知れません。ガスの一体型と比べると重くてかさばりますからね。

個人的には冬のキャンプや登山など、極端に寒い所で使う事もあるので耐寒性には期待しています。
あとは自動車用のレギュラーガソリンが使えるのでクルマと燃料を共有できると言うのも魅力ですね。バイク乗りの方なんかも使い勝手いいのではないでしょうか。
工業製品としての質も非常に高いので単純に良いものを使いたいというだけの理由で買っても悪くはないと思います。

ともかく具体的な用途がイメージ出来る人なら買って損はないと思います。何となく……で買うにはちょっと高いしオーバースペックかも。

今回はファーストレビューと言うだけの内容ですが、これから実際にガソリンを使ったレビュー、キャンプ、登山での使用感など追記していくつもりです。そちらも参考にしてみてください。



おまけ
ガソリン用のボトルとポンプを接続するとこんな感じに。

このポンプがまた質実剛健な雰囲気満点でたまりません。ボトルは400ml(燃料の給油上限は280ml)を買いましたが、ソロの1泊2日とかであれば充分とのこと。このあたりは追々見ていきましょう。心配なら110gのOD缶を持っておけばガソリン切れの保険もかけられますね。

もう何年も使ってボロボロのSOD-300と比較。流石にSOD-372はデカいですね。SOD-300がコンパクトと言うべきか。
プリムスの153とか使ってる人からしたらどちらもデカいかも知れませんが、ウルトラライトとか目指さないなら問題ない。

SOD-372はゴトクの展開、収納が非常に綺麗で、展開状態からだと少し驚くほどコンパクトにまとまります。
ほぼヘッドの直径と等しい程度には小さくなるのは素晴らしい。
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白山で初の山小屋泊をする

2018/03/04
どうやって山で泊まるか
山に登られる皆さんご存知のように、誰しも最初は日帰り登山、次に小屋泊、そして憧れのテント泊、縦走…etc.というのがヤマ雑誌でも定番の流れです。
しかし実を言うと僕は去年の秋まで小屋泊の経験が全くありませんでした。今までの泊りがけの登山は前泊から何から含めて全てテント泊です。

と言うのも、山小屋って高いんですよね。素泊まりでも5000円とかはザラ。寝具付けたり食事を付けたり、酒でも買おうものなら1泊1万円が見えてきます。山小屋ですよ?
学生の時分は「小屋に泊まって数千円って人バカにしとんかい!それなら新しい山道具でも買うわい!」と思っていたものですが、勤め始めて数ヶ月、友人に誘われて始めて山小屋に泊まった感想。

メチャクチャ楽しかったです。

巷で話題の白山に
登ってきたのは北陸の名峰「白山」。
2016年は開山1300年の節目とあって北陸、関西では非常に話題になっていましたね。


当然と言えば当然ですが、中々の混みよう。関東圏の山ほどではありませんが……。
ちょうどマイカー規制の最終日だったので規制解除を待って車で登山口まで行きました。駐車場から登山口まで10分程度。
登山口には立派な休憩所兼案内所があって水場やトイレも完備。何もかも綺麗でびっくり。


白山に登る人にはお馴染みの吊り橋。結構長いです。歩くとふわふわ揺れてました。
しばらくはこの吊り橋で渡った川沿いの登山道を登っていきます。
ちなみにこの川は「手取川」。手取川と言われても日本酒しか頭には浮かびませんが……。


目を引いたのが点々と続く砂防目的の段々。
すでに標高1000mを超えるような場所ですが、延々と段が続いていました。
調べてみると「柳谷砂防堰堤群」と言う立派な名前まで付いているらしく、土木学会の選奨土木遺産にもなっているとのこと。
それもそのはず、コレ、元々は昭和初期に人力で作り始めたそうです。黒部の下の廊下と言いやることが凄すぎる……。


幾つかの休憩所、避難小屋を過ぎるとやがて森林限界を超えたハイマツ帯が現れます。
視界が開けて足場は少し湿地っぽくなっており、北海道の旭岳裾合平と雰囲気はそっくり。


山頂の手前、向かって右側の小高くなった所に目指す山小屋、「白山室堂」が隠れています。
ここまで来ればあと少しです。

小屋の快適さと便利さに脳をやられる
今回利用した白山室堂ですが、とにかくデカい。建物が3つか4つ。トイレは2箇所。受付の横では生ビールが売ってました。おかしくなりそう。
素泊まりで利用したのですが、小屋の中は暖房が効いていて寝るスペースも広々。寝具もふかふかで(金さえ払えば)酒も飲み放題。そりゃおじさんおばさんは小屋泊まりになりますわ。やめられなくなりそう。


夕食前のツマミとしてちょっと前に釣って冷凍してたタコ足を焼いてマヨネーズで。
焼き網なんてテント泊ならまず持ってきませんが、小屋泊は荷物に余裕があるぶんこういう遊び方も出来て良いですね。


友人と二人鍋。大きいフライパンがあるとこういう時良いですねぇ。複数人で食事を作るなら分離型のバーナーとかも欲しくなる。
偶然一緒になった他のグループの方々と一緒にメシを食ってたんですが、食事を山ほど分けてもらいました。ありがてぇ……ありがてぇ……。
テント泊だとどうしても1人で静かに過ごすことが多く、それはそれでテント泊の醍醐味でもあるのですが、小屋泊だと周りの人と飲んだり話したり出来るのが楽しいですね。
この日はその後しこたま酒飲んで爆睡。山小屋の快適さに脳をやられた一晩でした。


翌朝、5時くらいに起きて山頂を目指します。
上は少しガスってしまった上にえらい強風で、どうにか朝日は拝めそうな雰囲気。


下の方に見える雲が凄い勢いで流れていくのが見えています。まるで風洞実験のようなノリ。


山頂でご来光を見た後は降りるのみ。眼下には白山室堂が見えています。
さっさと降りて帰り支度をしたら後はひたすら初日に歩いた道を戻ります。道中小走りで3時間半ほど。久々の身には中々つらい……。


吊り橋まで帰ってくればほぼ下山完了。あとは駐車場まで少し歩いて温泉まで一直線。
登山道の整備、トレイや小屋の快適さ、景色、どれを取っても素晴らしい山でした。
初めての小屋泊でしたが、周りの人にも恵まれて小屋泊の魅力を堪能できたように思います。これならまたやってみようかな。

しかしなんと2017年はテント泊登山がゼロ。18年はちょっと気合い入れていかないとダメですね。新しいテントでも買おうか……。
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苔、苔を撮ろう苔を

2018/02/21
レンズを買ったら試し撮り
最近寒い日が続きますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ぼくは2018年もすでに1000kmほど車を走らせて釣りに行っていますが今のところ釣果はありません。

魚が釣れないと特に書くことも無いので、今日は2017年にひっそりと購入していたHD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRなどというレンズの試し撮りのお話です。

ひたすらコケの写真をつらつらと並べるだけですが、物好きな層にウケれば幸い。

コケを探しに鈴鹿の山へ
足を伸ばしたのは以前紹介した鈴鹿山脈の日本コバ(参考:紅葉の日本コバを歩く)。

実は前回紹介した山行時、道中でチョコチョコと撮りためていた写真です。
16-85mmは使いやすい焦点域ながら非常に切れ味が良いと評判なので、少し低めのF値で接写気味に撮ってみました。

こうしてよく見ると非常に多くの種類のコケが生えている事に気づきます。
沢沿いと言う好立地もあってか、パッと見ただけでも10種類くらい?しかし同定が難しくて素人目では何という種類なのか全然分かりません……。

レンズに話を戻すと、素人がテキトーに撮っただけでも思った以上にキレのある画になります。
しかし如何せんウデマエがしょうもないのでスッキリとピントが合った写真は数える程度……。せっかくの性能を中々引き出せていない気もします。練習あるのみですね。

緑色の映え方は流石PENTAX。オリンパスブルーはよく聞きますが、個人的にペンタは緑が良く写ると思います。
今回のレンズはそこそこ寄れる(最短焦点距離35cm)ので草花との相性は良さそうです。逆に望遠側はAPS-Cと言えども多少心もとないので鳥なんかを狙うのであれば別にレンズが欲しいですね。

よく言われる歪みや収差、逆光耐性、フレアなんかは実はあまり意識したことがありません。カメラオタクじゃないし。
少なくとも登山道周辺で静物を撮っている分には何ら気にならない写り方をしてくれます。防滴も付いたWRレンズなのでアウトドアで使う便利ズームとしては18-135mmの上位互換と言う認識で間違い無さそう。

ボケ味も充分綺麗。全体に丸く均一にボケてくれるのでとりあえず絞りを開いてテキトーに撮ればそれっぽくなります。
古いタクマーの50mmF1.8とかで遊んでいた時に近い感じで、キットレンズからは少しステップアップしたのを実感できるような写り方。

少し撮り方を変えるだけでも見え方が全然違ってくるので被写体としてはすごく楽しいですね。コケ。
葉はもちろん、蒴(さく)と呼ばれるつぼみのような部分など、1種類のコケでもあちこちに見どころがあって中々飽きません。
実体顕微鏡などがあると持ち帰って細部観察出来て楽しそうですよね。ちょっと倍率の高いポケットルーペなんかを持って行っても良いかも。

次に山を歩く時はちょっとした図鑑を持って行って同定をしながら観察してみようかと思います。それに山に限らず、その辺の道端のコケをちょっと見てみるのも楽しいかもしれませんよ。
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MTB専用シューズ FIVE TEN : IMPACT VXi を買ってみた

2018/01/09
シーズンオフ、それは物欲の季節
夏は閑散としていたゲレンデも、今やウィンタースポーツのシーズン真っ盛り。
広々として自由に使えた駐車場がスキーヤーやらスノーボーダーやらに埋め尽くされているようですね。
かく言う僕も先日始めてスキーというものを教えてもらい、いたく気に入って板を買おうかどうか悩んでいる所です。

一方でMTBの方はすっかりシーズンオフ。トレイルやゲレンデのコースも雪に埋もれ、春まではお預けです。(ファットバイクでゲレンデ滑走なんてのも憧れますが……)
プロでも無ければオフのトレーニングなんてのもやりませんし、暇なオフシーズンにやることと言ったらひとつ。物欲解消です。

靴ほど増えるものはない
個人的なイメージですが、靴ほど用途別に細分化されている趣味の道具も無いように思います。
かく言う僕も登山靴に始まりトレッキングシューズ、ボルダリングシューズ、夏用長靴、冬用長靴、ウィンターブーツ、サンダルetc……足は2本しか無いと言うのに無駄に靴ばかり持っています。

しかしそれだけ種類があるというのは最適化にそれだけの価値があると言う事の裏返し。僕も去年の夏は延々「靴は専用の買うと、違うよ」と言われ続けていました。
実際トレッキングシューズでダウンヒルをやっていると木の根が多いシングルトラックなど、身体を上下に揺すられるようなシーンでしばしばペダルから足が浮いて怖い思いをしたものです。
SPDを使うとか、そもそもちゃんと身体で衝撃をいなすとか、やることは色々ある気もしますが手っ取り早く問題を解決するなら専用シューズが良いらしく……
来シーズンに向けた準備と称してついにMTB専用シューズを買ってしまったので今回はそのレビューです。

IMPACT VXi
可愛い箱で届く
購入したのはMTBシューズ業界では定番の(つまり一般の人にはまっったく知名度の無い)FIVE TENからIMPACT VXi
周りのライダーを見てると大体の人がこのFIVE TENかSHIMANOのシューズを履いているように思います。

このIMPACT VXiはジャンルとしてはフラットペダル用のライトダウンヒルシューズに分類されるようで、全体的にかなりしっかりとした作りになっています。
ちなみに国内で購入すると2万円少々ですが、今回はCRCでセールになっており1万円ほど。そもそもFiveTenのシューズは一時国内での流通が無くなるなど入手性が極めて悪そうなので海外通販でポチリと買ってしまうのが良いかもしれませんね。

サイドにもしっかりとMi6の文字が
一番のウリはMi6と呼ばれる極めて厨二病的なネーミングのコンパウンドだそうです。非常に柔らかくペダルへの食いつきが良いようで、実際にソールを触ってみるとかなりねっとりとした質感になっています。

MTBシューズの特徴であるフラットなコイン状のソールパターンは初めて見ると驚くかもしれません。
そもそもMTB向けのフラットペダルにはピンと呼ばれるトゲトゲが山ほど生えているので登山靴のような凹凸は必要ないみたいですね。

参考:SHIMANO SAINT フラットペダル

飛び石やクラッシュで何かとダメージを受けやすい爪先部分はかなり太い番手の糸で縫い込まれていて剥がれにくそう。

インソールは程よいクッション性があり、踵の部分が立体的に作られているのでずれにくくて良い感じ。
土踏まずのサポート等はあまりないので人によっては入れ替えても良いかも知れませんね。

替えの靴紐も付属。何かと汚れるのでありがたい。

あとは実際に走ってみてどれだけの違いが実感できるかですね。
地面と接するタイヤを変えると劇的に走りが変わると言うのは経験的に知っているので、バイクと接しているシューズを変えるのも非常に効果がありそう。今から楽しみになってきます。
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